【試用レポ】『Airpeak SpeedⅡ』を着けて炎天下の24時間マラソンに挑戦!

猛暑の続く2018年夏。通常ならばマラソンはオフシーズンですが、大会が全く開催されていないわけではありません。今回私は、兵庫県神戸市で行われた『第18回 24時間リレーマラソン神戸大会』に個人の部で参加。周回1.7kmのコースを、24時間でどれだけ走れるのかを競います。

天気予報での気温は34度。加えて地面からの照り返しもあり、体感温度は40度を超えるかもしれません。そうなれば、やはり必要なのが熱中症等の予防です。特に私は初めて24時間走に挑戦するため、万全の体制で望みたいという思いがありました。そこで直射日光を避けてできる限り快適に走るため、選んだのが『Airpeak SpeedⅡ』です。

80km走って実感した『Airpeak SpeedⅡ』の良さ

大会スケジュールは8月4日(土)12:00にスタートし、翌日12:00にゴール。つまり暑い日中から走り始め、一度は夜を迎えて再び炎天下で走ることになります。24時間も走れば、当然ながら大量の汗をかくのは必然。そのためキャップを2つ用意し、前半・後半で使い分けようと考えました。

当初は夜を越えた後半でAirpeak SpeedⅡを着けようと考えていたものの、会場に到着すると予想以上の暑さ。雲ひとつない快晴で、頭上からは容赦なく太陽が照りつけています。しかし若干の風が吹いており、この風を上手く使えれば、暑さが多少は和らぐと考えました。そのため予定を切り替え、前半からAirpeak SpeedⅡを着用します。

給水所での補給だけでは足りず、持参した経口補水液等で補いながら走ります。それほど、大量に汗を掻くような暑さでした。中には前半から歩き始める方、熱中症のような症状を訴えてテントに寝ている方なども。ほとんどの方はランニングキャップを着用していますが、それでもコンディションは低下してしまうことが分かります。

私は…と言えば、やはり暑さは厳しく、思うようにペースが上がりません。しかし倒れたりフラついたりするほどかと言えば、そうではありませんでした。特に恩恵を感じたのが、Airpeak SpeedⅡの全面に設けられた通気口。風は弱いものの、この風が頭部に入るのが感じられて快適さがあります。

経験上、頭部が暑くなると思考能力が低下し、走りに集中できないものです。これが度を越えると、目の前が霞んだり意識が朦朧としたりしてきます。身体そのものは暑さでキツく感じていますが、そのような意識レベルへの影響は感じませんでした。もちろん身体コンディションや補給なども大いに関係しますが、少なくとも体感的な“快適さ”は一般的なランニングキャップより高いようです。

もう1つ驚いたのは、汗を拭こうとAirpeak SpeedⅡを取ったとき。額には大量の汗をかき、キャップがその汗を吸収。額部分だけではなく、ツバにまで汗が染み込んでいました。しかし頭頂部を確認すると、髪の毛が濡れていません。

暑いため走りながら乾いたことも考えられますが、通常、キャップを着けると頭頂部も汗でびっしょり濡れます。これはいわゆるランニングキャップの通気性が低く、頭部との間が蒸れてしまうからでしょう。実のところ私はそれが嫌で、走るときは紫外線を度外視してサンバイザーを用いていました。

Airpeak SpeedⅡを着けて8時間。三分の一を終えて、80kmほど走ることができました。目標を170kmとして臨んでいたため、ペースとしてはほぼ予定通り。しかし周囲からは「暑くてダメだ」という声が多く、思ったより走れていない方が多い様子です。
とはいえ私も疲労が大きいため、夜は少し睡眠を取りながら走ります。夜間は陽射しがないので、ランニングキャップを取ることに。夜が明ければ、再び暑い中での戦いが始まります。

“走り切る”ために選んだ『Airpeak SpeedⅡ』

夜が明けると、前日より強い暑さを早朝から感じ始めました。夜間は睡眠を含みながら約40kmを走破。周りを見ると同じように睡眠を取り、そのまま走れなくなってしまった…という方も多かったようです。

本来であれば、ここからは別のランニングキャップを着用予定。しかし昨日以上に暑さが厳しくなることが予想でき、手に取ったのはAirpeak SpeedⅡでした。汗の染み込んだキャップにはさすがに抵抗がありますが、“走り切る”ためにはアイテム選びが重要です。

朝、残り時間は8時間。目標である170kmには50kmと、かなり厳しい状況です。しかし私がやるべきは、とにかく最後まで走り続けること。再びAirpeak SpeedⅡを着け、終盤戦に突入します。

夜通し走り続けた方もいれば、私と同じように睡眠を取った方もいます。しかし全体的に見ると、すでに“走って”いる方はごく僅かでした。数名チームで走るリレーの部を除き、走っている方もペースは落ちています。

私も同じく、いくら睡眠を取っても体力が全快するわけではありません。前半よりどうしてもペースは落ち、休憩回数も増えていきます。全身は太陽の照りつけで、まさに焦げるような感覚です。

しかし熱中症等については、あまり不安感がありませんでした。これは前日、暑い中でも快適に走れた経験があるからでしょう。軽量で着用感が少ないこともあり、もはやAirpeak SpeedⅡが頭部と一体になったかのように、安心して走れました。

24時間を終えての結果。目標距離には僅かに届きませんでしたが、166.6km(98周)を走り切ることができました。順位は11位(121名中)。この記録・順位を見ると、いかに過酷な環境下でのレースだったかが分かります。もちろん上を見れば200km以上も走るランナーさえいましたが、私にとっては非常に満足できる結果です。

体調や補給、コンディションなど。レースの結果にはさまざまな要素が関わります。その一部として、ランニングウェアを含めたアイテムは重要なものとなるでしょう。そのうえで今回、頭部には『Airpeak SpeedⅡ』を選びました。実際に使ってみて、軽量性や快適性はとても高いと感じています。そしてそれは、走るうえでの安心感に繋がるのではないでしょうか。少なくとも私にとって、夏場のランニングでは欠かせないアイテムとなりそうです。

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