10月27日(日)、山形県新庄市で「第3回 新庄いものこハーフマラソン大会」が開催されました。会場の新庄東山総合運動公園はJR新庄駅から約2km、駅からは送迎バスが運行しているためアクセスが便利です。当日は県外、あるいは東北以外からも多くのランナーが参加しました。 本大会はハーフマラソンをメインとして、10km・5km・3km・1kmと複数種目を用意。さらにファミリーの部(3km)とウォーキングの部(5km)もあり、幅広い年齢層がそれぞれの走力に合わせて参加が可能です。今回、私は10kmの部へ出場してきましたので、その様子をお届けします。

■スタート前は2人のゲストランナーが激励!

本大会では、2名のゲストランナーが参加されていました。お一人目は、法政大学で箱根駅伝のスターとして活躍され、現在は駿河台大学駅伝部で監督を務める徳本一善さん。そしてもう一人は、フルマラソン3時間05分という記録を持つ、タレントのにしおかすみこさんです。 徳本さんはハーフマラソンに参加。入念なウォーミングアップを終え、スタート前に選手へアドバイスと激励の言葉を送ります。ちなみに徳本さんは、ゴールテープをトップで切ったとのこと。現役を引退してもなお衰えない走力…圧巻です。 続いて、10kmの部に参加される、にしおかすみこさんも激励を。 「にしおか~すみこだよ~。゛ぁ~~!!」 とお馴染みの自己紹介を交えながら、会場を和ませます。スタート前で緊張していた方も、笑顔と共に心が落ち着いたのではないでしょうか。 そして、にしおかさんに見送られながらハーフマラソンがスタート!号砲と同時に飛び出すガチランナーから、仮装して楽しむファンランナーまで。皆さん、それぞれの楽しみ方でコースへと走り出して行きました。この後にウォーキング、10km…と、五月雨式で各部門の参加者がスタートしていきます。

■雄大な自然、そして温かな応援に囲まれて走るコース

  雨予報が懸念されましたが、途中で少し降ったものの、ほぼ曇り空。涼しくてマラソンには最適な気候だったのではないでしょうか。私は皆さんがスタート後、最後尾から追い抜きつつ走らせていただきました。   コースはフラットな場所が多く(ハーフは多少アップダウンするようです)、基本的に舗装された車道を走ります。何度か曲がり角がありますが、それぞれ誘導スタッフが立っているので安心。そしてスタッフの方々も、皆さん「頑張って~」と声を掛けてくれます。 目の前には山々が連なり、曇っていますが、それがまた幻想的な雰囲気を醸し出していました。自然豊かな東北ならではと言える景色です。 エイドでも元気なスタッフの皆さんが迎えてくれます。また、地元の方々もたくさん沿道から声援や拍手を送ってくださり、なんだか心が温かくなりました。地域全体で大会を盛り上げようとしていること、そして”もてなし”の気持ちが伝わってくるようです。           コース上には1箇所だけ、終盤に折り返し地点がありました。短い距離ではありますが、折り返し後は後続のランナーと声を掛け合うことができます。これ、疲れてきた終盤だからこそ、実は嬉しいポイントではないでしょうか。 最難関はゴール直前に…。ゴールゲートのある陸上競技場までは、なかなか急な坂道が待ち構えています。しかし競技場は目の前。 「もうすぐゴール、ここは頑張ろう!」 と、奮起する気持ちが沸き上がってきたのは私だけではないでしょう。 そして陸上競技場に入ると、目の前にゴールゲートが見えました!さらに会場内には、ゴールする選手への激励アナウンスが響きます。

・・・が、実はそのままゴールするわけではありません。たくさんのカラーコーンでコースが分けられており、ここから競技場をグルっと1周します。ゴールが目の前なのに、なかなかゴールさせてもらえない。しかし、だからこそゴールした瞬間の達成感や喜びは大きいことでしょう。最後までランナーを楽しませてくれました。

ちなみにコース上には、1km毎に距離表示の看板がありました。今や主流となったGPSウォッチですが、持っていなくても困ることはありません。

■ご当地グルメも堪能!エイドの”とりモツ”にゴール後は”いものこ汁”

ハーフや10kmのマラソンと言えば、エイドでは水やスポーツドリンクだけということが多いはず。しかし本大会は、なんと”ご当地グルメ”が振舞われていました。

それがこちら。

特に「とりモツ」や「ミルクセーキ」など、山形名物は食べずにはいられません。ランナーの皆さんも驚いた様子でしたが、しっかり止まって食べている方が多かったようです。もちろん、私も一通りのメニューをいただきました。美味しかったです!

さらに走った後も、このご当地グルメが。大会名にも起用されている「いものこ汁」に、なんと珍しいアスパラガスの手作りジェラート。さらに、おにぎりは”つや姫”の新米です。この他にもアイスや焼きそばなど販売店が出ており、ちょっとしたお祭り気分で楽しめました。

山形の自然、そして美味しいグルメを楽しんだ「第3回 新庄いものこハーフマラソン大会」。恐らく、今シーズンの初レースとして走った方も多かったことでしょう。夏場のトレーニング成果を確認し、勝負レースへと繋げる仕上げにもオススメの大会です。

「新庄いものこハーフマラソン大会」公式ホームページ